リフォームの適正価格を知る楽で確実な方法で一番いいのは、ぶっちゃけ相見積をとることです。

地道にサーチ・情報収集すればある程度はつかめると思いますが、せいぜい機器の定価と施工費のサンプル程度しか集まらないでしょう。特に施工費は地域差もあるし、内容による振り幅が大きすぎて、事実上他所のお宅の施工例など意味がありません。

自分の家の図面くらいは準備して、概算でいいので、相見積もり、つまり最低2社から見積もりをもらうのが一番の近道です。
リフォーム図面
例えばキッチンでいえば、リクシルやタカラなどメーカーが提示している定価ならだれにでも直ぐわかりますが、値引き率や設置にかかる価格は一律ではありません。

見積書で定価のまま、ということは少ないですが、値引き率はメーカーとの取引量や、問屋との力関係等々さまざまな理由で変わってきます。

トイレリフォーム・洗面台リフォームなどの単体だと値段の比較はしやすいですが、それでも工事がついてくると、雑費・諸経費など機器の価格以外の値段には差が出ているはずです。
トイレの改装工事
規模が大きくなると、今度はTOTOの浴室はA社が安いけど、パナソニックの建具はB社のほうが安かったり、エアコンの値段・給湯器の値段などかなりバラバラ。工事の内訳の書き方も一律ではないことが解かると思います。

リフォームというのは、単純に高い・安いがいえるものではないということを、まずは「見積書」をみて、身をもって知ることが大事だと思います。

失敗しない機器選び

キッチンであれば、面材はどうでもいいけどコンロだけは最上級にしたい!など、どうしても譲れない機器があれば、もちろん優先して伝えておけば良いんですが、全体の予算と、欲しい機能をいって、アイデアをだしてもらうほうが手っ取り早く予算内でまとまると思います。

機器は機能と価格がほぼ比例しているので、すべてにおいて最上級機種を選ぶと同じ工事でも3倍以上の開きがでてもおかしくありません。

見積る側は予算と機能の間で、バランスが取れそうなものを提案してくれるはずです。シロウトがカタログを取り寄せて、あれこれ悩むより早いです。

とりあえずはプロの意見を聞くのが失敗しないコツです。
改装のための打合せ
それをたたき台として、そこから好みの面材であったり機能を絞り込むと、無駄が減ります。

その時のコツとして、全体に考えている予算が600万だったとしても、見積ってくれる相手につたえるのはちょっと少なめに、例えば500~550万くらいにしておくと、後々無理しなくてすみます。

「絶対」とはいえませんが、工事をしてるうちにあれこれ追加がでてくるのが常なので、最初の段階からマックスだと、背のびすることになりやすいです。

失敗しない見積もり依頼方法

・使いたい機器は指定して見積もってもらう。
なにがなんでも譲れないモノがあるばあい、その価格差が大きいかもしれません。
キッチン機器
・かならず他でも見積もりをしてもらっている、あるいは予定があるということを伝えておく(実際にはまだ他にたのんでなくてもあとで頼むかもしれないから、というのと、もし契約まで行かずお断りする時の方便になる(^o^;)

・他でも見積もりを取る、と伝える時にあからさまに「値引き」を目的にしてる、と考えられてしまうと上手く手を抜かれたりしますので、そのほうが好いとアドバイスされたとかなんとか、適当にぼかしましょう(^o^;)

我が家の場合は逆バージョンだったんですが、価格を下げようと機器のグレードや工事をを2回見直しても見積り金額がさしてダウンしないので、最終的にお断りしたことがあるんですが、その時「ほかで見積りされてたんですか」と言われて、げっ、となりました。

じゃなに、自分のとこしかみてないと思っての強気の見積もりだったわけ?マジですかい。こんな人に頼まなくてよかった~~~と脱力しました。

見積金額がすべて?

ほんっとうに価格差がわかるのは、工事内容がカチっと決まり、機器の選定が全部おわった時点で比べた場合だけです。

ふつうは出してくるアイデアなど非常にちまちました部分の差があるので、比べること自体がとっても難しく、あまり意味がありません。

たとえば同じ広さの現場でも、何人の職人さんを手配するかで工事完了までの時間が変わりますし、それによってかかる経費も変わります。

短時間で終わる仕事でも、職人さんを動かすと最低でも1万程度の日当が必要になるので、うまく現場を管理できるかどうかも重要で、予備日やアクシデントを考慮せざるを得ず、正直どんな業者でもギリでの見積もりなどコワくて作れるはずないんです。
リフォーム打合せ
金額だけで判断するより、人だと、個人的には思います。

まぁこれは都市伝説に近いですが、見積もりでは高いけど、信用できるひとだな、と価格より人を選んだら、結果的にトントンに落ち着いた、というようなことはよくあります。

「見積もり」はあくまで「見積もり」なので、半金程度はそれをもとに前払いしますが、工事が終わってから、最終的な請求書という形で、実際に払う金額が算出されて出てくるんです。
見積書
最終の請求金額から前払い分を差し引いた金額を後納するので、実はこの時点まで総額は流動的です。

現場が、なんというか、いい雰囲気だと、不思議といろいろミラクルが起きるんですよね。
間仕切ガラス戸
諦めていたワンランク上の機種が突然入手できたり、人数がうまく揃わず難航が予想されていたのが上手くいったり、わたくし自身が経験しただけでも結構あります。

うまくいかない現場の共通項

ミラクルもあれば地獄もあります。

共通項はお施主さんが、ご自分の現場であるにも関わらず無関心な現場。偶然か必然か、うっそーというようなことが起きることがままあります。

窓をきっちり閉めていなかったので、暴風雨で隙間から雨が入り込み完成直後の室内が・・・・とか

部屋から運び出しておくはずの大型家具が残ったまま壁が新設されてしてしまい、結局壁を壊してやり直した、とか・・・ほとんどが凡ミスから発生しているのもお約束な気がします。

いい雰囲気というのは、差し入れとかそういうモノだけでなく、どちらかというと、夢や期待、熱意だったり、感謝だったりから出来上がるものだと思います。
リフォームの夢
一度現場で、赤ちゃんと年少さんくらいの子供連れの施主さんと会った時、わたくしは施工管理側で、働いてくれている職人さんに差し入れを持って行ってたんですが、その方は、特に差し入れ等は要りませんと言われていたし、手ぶらだったんですね。

で、かなり焦っておられたんですが、大工さんが「そんなちぃこぃ子連れてここ来るだけでも大変やのに、気にせんでえぇ」と言ってくれて、一気に場が和んだことがあります。

仕事なので、施主が現場に来ようが来まいが、行程通りちゃっちゃと進むわけですが、やはり施主の顔がみえると見えないとでは、なんとなくではありますが、モチベーションが違う気はしました。

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