2017年6月14日放送分の「ためしてガッテン」 見た方も多いと思いますが 正直、我が家では「室内干し」のいやぁな臭いって、体験したことがなく・・・ 世の中で、こんなに困ってるんだ、という実感もなかったんですが、理由を初めて知りました。なんと!洗濯機の水温があげられない!!!んですね(@_@) ちょっと前に、まだ記事にはまとめてないんですが、「洗濯石けん」について、あれこれ試していたとき、ど===も、一般にサイトとかで言われてることと、我が家での結果にズレがあるようで、悩んでたんですよね。 んで、これまた、先週、エアコンの評価を知るのに、サーチしていて、偶然知った「日本のドラム式洗濯機」の特殊事情。 日本では、なんと!ドラム式洗濯機であっても、温度があげられない!!!って、なんでなの==?(@_@) いつから、こんな事態になったのか、定かではありませんが、どおりで、「ドラム式だと、粉の石けんで、洗えない」という情報だらけだったはずですわ~~ もともとが、適温で、水量がすくなく。たたき洗いできるよう、設計された機械だったはずで・・・そこで「温度」抜いちゃダメでしょう!!! 10数年インテリ業界にいましたが、まだバブリーな頃は、あの!ホワイト・ウェスチングハウスとか、GEとかも大阪にまで代理店があり、ドラム式洗濯機も、イタリア製、スウェーデン製、ボッシュ、ミーレなど、「選択」できるほど、そろっていたものです。 そのなかでも、いわゆる業界内常識として、ぶっちぎりダントツで信頼できたのが「ミーレ」で、結局は実力が勝ったのか、いま日本で新たに購入できる海外製は、少なく、代理店がきちんとしていて修理までフォローアップが安心できるのは、おそらくは「ミーレ」だけ。 当時から後々のトラブル回避のためには、「ミーレ」が常識でしたが、理由は、回転部分の精密さで、ブレない堅牢さ、メンテナンス体制・・・ 頑丈なことでは引けをとらないアメリカやドイツ製であっても、回転軸がぶれると、左右に揺れてしまうので「歩く」んですよ洗濯機が・・・はい、 ゴトゴトと、5センチくらいの前進は、よくある話でした。 だもんで、斜めドラム?など、冗談としか思えませんでしたが、それでも主に、メカニックな観点でしかみてなかったので、まさかの温度設定に、愕然。 日本の洗濯洗剤で洗うと、強すぎて、キシキシになるなぁ~とずっと不満だったのですが、冷水でも汚れがおちることが、標準だから、だったんですね(^o^;) 皮脂は40度を超えないと、溶けないので、それ以下の温度で洗いたいなら、悪玉のよにいわれてる「界面活性剤」なくして、汚れがおちたら、不思議とすらいえます。 洗剤の「界面活性剤」についてあれこれ悩む前に、洗濯機の作り方を変えてもらうほうが、よっぽど理にかなってる、と思うのは、わたくしだけ? ためしてガッテンでは、すぐアイロンかけろ、って言ってます。我が家でも、シャツとかアイロンが必要なものは、洗濯機からだして、すぐかけます。乾いてからアイロンするより、キレイに生地がのびるからですが・・・ タオル一枚に5分のアイロンって!!!んなこと、マジで提案してど=-する? 洗剤にも漂白剤足せ、とか、およそ、繊維畑の人がきいたら悶絶ししそうな、アイデアの数々 今ある洗濯機を標準に考えれば、そうするしかないとはいえ、やはり、洗濯機に温水が使えるようにすると、結局、時短にもなり、清潔でもあるはず・・・ 手っ取り早く「海外製のに買い替えればいい」といえればいいけど、じつはここに、大きな問題が2つあります。 海外製のものは、温水は機械の中で作る仕様。だから、90度なんて高温が可能なのですが、これは、食洗器も同じです。 日本製は、「温水を使う」というと、どうしても瞬間湯沸かし器と接続するタイプになり、根本的に、作られ方がちがうので、上下水道への接続方法がちがいます。 既設の「日本製品」と、ワンタッチで交換できることは、ほとんどありません。 電圧も違います。200vに対応させないと、使えません。 戸建て住宅ならまだしも、マンションだと、リフォームの時にするしかないのが実情。 海外のドラム式洗濯機が欲しいっ!と思った方は、今、すぐ、どうこうはできなくても、あたまの片隅に置いておいて、ぜひリフォームの時、忘れずに、ご検討くださいませ。 ちなみに海外の食洗器も、基本60度で洗うため、乾燥機能はついていません。 参考になれば幸いです。