久々に英国のお馬鹿映画「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う:The World’s End」を、神戸のHAT109で観ました!

ホビットでさえ、観客が8人ポッキリだったので、貸切かも、と怯えて行きましたが、こっちほうがコアなファンが多いのか、20人以上いました!

初デートにはオススメできませんが(字幕があまりにお下品)疲れた時に、アタマ使わず笑いに行くには、いい映画です(^o^;)

「酔っ払いが世界を救う」は日本での副題ですが、そのせいか、いかにサイモン・ペグ&ニック・フロストものとはいえ、なんとなく違うラストを想像して観に行っておりまして、途中から、お==い、ほんとに大丈夫なのぉ~~と、声をかけたくなったくらい。

サイモン・ペグが出演してる映画には多い、「うっすら出典が思い出せるくらいのパロディ」満載ですが、いつのまにか宇宙人に乗っとられている、というメイン設定は、ジャック・フィニィのSFの古典「ボディ・スナッチャー」へのオマージュというのか、パロディなのか、どっちも?(^o^;)

エドガー・ライト:Edgar Wright監督の趣味か、脚本、件、俳優のサイモン・ペグ:Simon Peggの趣味かはわかりませんが。あらゆるレベルで、しっかり遊んでます(^^ゞ

街の名前が「ニュートン・ヘィブン」で、アガリの酒場が「ワールズ エンド」
うぅう~~~ん
ま、スペルは「Newton Haven」で「天国:heaven」ではなく、「休息所:haven」のほうですが、あれだけはちゃめちゃに破壊されまくってる街の名前が「安全で、平和な場所」って、それだけでも笑えるけど、後半からラストへと見事に核心?と絡んでくるなど、ほんと一筋縄ではいかないわ。

Newtonも、深よみしようと思えば、出来そうな名前だったりするけど・・・しょっぱなから、仰々しい「世界の終わり」が、単に「街のバーの名前」だというところで、大きく肩透かしをくらい、間違った映画にきちゃったかな~~感をふわふわ立ち昇せます。

中年男の懐古趣味映画だったのか、まずったな~~誘った友人に、お茶おごらんといかんかもなぁ~~と、肩を落としながら、それでも、開発から取り残されたような、片足を、過去に突っ込んだような、ジャック・フィニィの調の街の雰囲気は、好みだったので、とりあえずは、ガマン。

そんな導入部でも、笑える仕掛けはそれこそトラップのようにあちこちにあるので、馬鹿笑いには事欠きません。


シアター1という小さい劇場で、こじんまり上映していたので、笑い声もほどよく・・・

この映画を映画館で観よう!というのは、そこそこマニアなせいか、他人の反応きいて、「お!そこで笑いますか」という微妙~~な空気が館内にながれるのも、面白かったです。神戸109はネイティブ率も高いので、笑いが早い。

眼が光る人々をみて、「あ、なつかし」と思う世代には、非常に面白い作品かと思いますが、SFか映画好きでない普通のひとだと、この映画、どのくらい楽しめるのかが、正直ワカランです。

ボンドとボンドガールも嬉々として、華を添えていました。ロザムンド・パイクの、才色兼備な正統派女優というイメージがボロボロと崩れていきます~~オーマイガッ。

そーいえば、あの二人が出演した、007のタイトルは「Die Another Day」
二人の役柄というよりは、タイトルとストーリーのほうを、サラッと、かすめるようにパロってる気がしました。

ラストが、いわゆるマジなSFだと、驚愕の!!!衝撃の!!!と形容されるくらいシビアになりそうな展開だったんですが、なんだか、ぬる~~く、丸め込まれた感じで、収束されていきます。

わたしは結構昔からのマーティン・フリーマン:Martin Freeman[のファンなので、銀河ヒッチハイクガイドThe Hitchhiker’s Guide to the Galaxy以来のSFに、結構うるうる・・・

でも、マーティンは、酷いことになったまま終わります(ーー;)

最後のマーティン達というのか、の扱いには、「うわぁ すごいものみちゃった!」って感じになりました。緩いけどシュールです。

今見ると、銀河ヒッチハイクガイドの頃は、若くて、かわいぃなぁ(^o^;)
多分、知らない人のほうが多いと思うけど、バカバカしさでは「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う」に引けをとりませんので、この映画を気に入った方は、ツタヤででも、借りてください。

「ワールズ・エンド」で若い頃のマーティンの役を演った人は、歩き方の雰囲気がソックリでした。そっか、マーティンって動きが独特だったんだ、ということを、この時発見。

それにしても、「酔っ払いが世界を救っ」たかどうかは、非常~~に微妙。

正義の味方みたいな宇宙人が、意外と短気だったせいもあるけど、正義って難しいね。

世間様にことの真相がバレたらヒーローにはなれない気がするけど、ニック・フロストは訳知りの長老みたいな風に描かれていたので、あの騒動のあと、我々地球人は、あの選択に文句は言わないんだな~~なるほろ~~

ネットワークを破壊されつくしてしまったら、真相を知る手段そのものが消えてるせいかな。原題はまんま「The World’s End」ですから、製作者の意図としては、これでいいんですよね。

LINEとか、Facebookへのアテツケを、ここまで大人気なく?やれることろが、英国コメディの底力でしょうか・・・

ネット社会なんか、でっ嫌ぇだぃって人なら、胸がすくかも

観終わったあと、え~~と、で結局、どうなったの?と友人と話ながら、面白いのか、面白くないのかが、激しく分かれる映画だということだけは一致。もちろんわたくしたちには、超絶に面白かったです。

ただ、この映画、真面目な人にはむきませんって、元々そんな人は、みないか(^o^;)

まぁ、真剣につっこむこと自体、いかがなものか、という映画ではありますが、大画面でみると、それなりに入り込めるので、楽しいです。自宅のTVでみるときも、できるだけ、没頭環境を準備して、ご鑑賞くださいませ。

暴走する「キング」役の若い頃の役者さんは、野性的で、ほんとにカッコイイ。それが、こ=なるのか、という、年月の残酷さ。

性格がえぐくても、歳をとっていく悲哀に、つい、あのエグイ性格を乗り越えて、感情移入できてしまいます(..)

最後に、今度は中年のままで、もっかい姿だけは、カッコよく?なって再出発なシーンがでてくるけど、その時、バーでいうセリフがね、もう最高なんです。彼が立ち直るために、あの「出来事」が必要だったんですね。

たしかに、彼が適応できなかった「世界」は終わって、新しい世界になったようです。

全地球的に、どこまで、どうなったのかは、皆様のご想像におまかせします、な、終わり方がスタイリッシュとも言えます(^o^;)

世代によっても、趣味によっても笑えるツボは違うでしょうけど、
こんなぶっとんだ映画でも、だれもが、どこかで笑えるのは、たいしたもんだ!

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