気を付けるのは騒音・ホコリ・スケジュールです
スケジュールの注意点
住みながらのリフォームでは、スケジュールを決める時にわすれがちなのが荷物移動にひつような時間。
荷物については、引っ越しに近くなります。
暮らすための空間も必要になるため、よくよく考える必要があります。
決まった空間内で、生活もしながら、になるので、どの部屋からリフォームするか、など、手順をきちんと考えておかないと行き詰ります。
営業さんが考えてくれる人ならいいけど、あんまりアテにはなりません。
例えば子供の試験日程のようなことには注意しておくべしです。
職人さんに協力してもらって動かすものもでてくるかもしれないけど、本棚の中身や棚の中身など、細々したものは施主側で片付けておかないと、肝心の仕事に差し障ったら、お互いに損です。
特殊な技能が要らない下準備・片付けは、自分でしておくべく、体力と時間に気をつけてスケジュールは考えておきましょう。
基本的に職人さんは効率よく仕事は終わりたいので、土日をうまく挟むと、こちらで動ける時間が稼げます。
キッチンや浴室は基本的にオーダーなので、注文してから納品まで、だいたい一か月前後みておかないといけません。
工事そのものにかかる期間は、現状と同じサイズの浴室交換だと、解体と設備に一日、搬入と組み立てに一日。ドア枠の塗装の乾燥などの予備で、長くても3日くらいで終わるのが一般的ですが、小さいユニットだと一日で完了ということもあります。
その間、お風呂をどうするかなども、銭湯が激減した今、お友達に借りるなり、なんらかの対応が必要です。
我が家では、マンションの内寸ギリギリに作りたくて、採寸してから発注、というカタチをとったので、都合一か月半、浴室なし、の生活になりました。
採寸するために、現在の浴室を解体しなければならなかったせいですが、11月でしたので、一日おきの入浴でもさほど苦ではありませんでしたが、毎日シャワーが欲しいような夏場だと、かなり苦しかったのでわ?と思いました。
キッチンの場合は、大きく変える人が多いので、住みながらだと、かなり不便な期間が長くなるだろう、と考えられます。
騒音とホコリ
住みながらの場合は、騒音とホコリ対策も必要です。
プライバシーのこともありますが、工事期間中、独立した部屋がないような間取りなら、一時、引っ越すくらいのほうがいいです。
騒音に関しては、夕方には職人さんは仕事を終えるので、とりあえず夜は平穏ですが、ホコリがねぇ・・・
空中に舞い上がったのもあるし、時間がたつと落ちてもくるので、工事していないからといって、別に独立した部屋がないと、食事や睡眠はかなり厳しい。
特に睡眠は
一部屋・二部屋の天・壁・床程度なら期間も短いので乗り切れると思いますが、壁壊してキッチン移動なんてことになると、なかなか大変です。
ウィークリーマンションを探すなど、リフォーム以外のことも考える必要があるかもしれません。そうなれば、当然ながらそれにともなう出費もでます。
たまに不動産系の会社だと工事期間だけ仮住まいを世話してくれることもあるので、住みながらの改築を考えているなら、仮住まいなどのオプションも込みで検討してみるのもいいかもしれません。
半月ぐらい、とアタマで思っても、実際には毎日ちゃんと眠れないような状態は、3日が限度です。