ここ数年はBean to Barの流れのままに、限りある資源・つまりは購入資金の都合でほとんどボンボンショコラを味わっていませんでしたが、今年は阪急の注力がカカオ100%で、わたくしの趣味とはちとズレたので、ボンボンショコラをいくつか購入してみました。
東京には別件で行ったので、通りすがりに買えたのは「ヴェルシオン・オリジナル:Versiopn Original」だけだったのが残念!
フランスの元ジャン・ポール・エヴァンにいたという「ヴェルシオン・オリジナル:Versiopn Original」のボンボンは、なめらかで丁寧で、ほんっとうに美味しい
なのに・・・昔ほど感激できない(><)
あああ、なんって贅沢な不幸でしょう。
ラムレーズンにはレーズンが入ってるけど、少ないために変に引っかかる感じがあって、これなら実物はなくてもヨカッタようなきがしました。
お抹茶は苦味がよく計算されていて、腕の確かさが伺える完璧な一粒。ヘーゼルナッツ・プラリネはザクザク感が楽しく、個人的には甘すぎるけど、バランス的には恐らくパーフェクト、とまさに職人芸の世界なんですが、それ以上でも以下でもないのが、すでに物足りない( 一一)
あまりに美しいドーム状の「ANZU:アンズ」に魅かれて購入したのは「グリーン ビーン トゥ バー:Green Bean to Bar」の一箱
とりあえず「ヴェルシオン・オリジナル:Versiopn Original」と比べたいので、「SOBA:ソバ」いってみよ=っ!とカット。
このソバが旨いっ!
いきなり目からウロコの美味しさに、今更ながらチョコレート王国日本の実力を感じました。
ここまで来たらフランス勢には「「アランデュカス:Alain Ducasse」に挽回のチャンスを差し上げないといかんでしょう、とバーをカット
これは、ちょっとタイプが違うところで得点稼ぎましたね、というところ。
バランスが「ヴェルシオン・オリジナル:Versiopn Original」のヘーゼルナッツ・プラリネより良い気がしました。チョコレートの分量が多く、ナッツに負けてないせいかもしれません。
チョコレートそのものの旨味も絶妙なのは、さすがに「アランデュカス:Alain Ducasse」なんでしょう。
「アランデュカス:Alain Ducasse」の場合は同じようにナッツのザクザクなうえ、ミルクチョコでも赤ワインに合いそうで
「グリーン ビーン トゥ バー:Green Bean to Bar」の「SOBA」はお抹茶にあいそうな気がしました。
ほんのちょっと前までは、フランスまで行ってボンボンを食べたいっ!!それさえかなえばもう、思い残すことはない!くらいに思っていたのに・・・
今や日本のほうが進んでしまって・・・いや、それなら万々歳だろう、と思うのに、なぁんか夢がつぶれたような・・・一抹の寂しさが漂う、今年のヴァレンタインでございました。