数年まえのこと、展示会でもらったはいいけど、まだ「炭ブーム」の前だったので、みただけで引いちゃって、そのまま忘れていた黒黒としたシャンプー。 半年後、海外旅行の時に、念のため小さめのシャンプーも、と探して出てきたのが「ブラック・ナチュラル・ヘアソープ」 ふつう、リンスとペアなのに、ないなぁ、と探していてふと、そういえば「リンス不要」とか言っていたよな、と思い出し、リンスが要らない分、シャンプー2個を持っていきました。 海外では、水と相性とかいろいろあるので、いくつかサンプル程度をもっていって、最悪の時に備えていたんですが、これが大ビンゴ。 ホテルに置いてあるシャンプーが、いわゆる「合成香料」の香り高~いやつでして、キャップを開けただけで、悶絶。 ビクビクしながら、黒いシャンプーを使うことにしたわけです。

ブラック・ナチュラル・ヘアソープで洗ったら

「ブラック・ナチュラル・ヘアソープ」掌にだしてみたら、パールみたいに光ってましたが、へんな匂いもないし、別に黒くても、よく考えたら黒髪だから色ついても、毛染めになるよね・・・と、意を決して(オーバーな)洗ってみたら・・・ 豪勢な泡ではないものの、きめ細い泡が、手のひらですぐ立つ。 使いやすい! 薄~~く泡立てたシャンプーは、頭皮につかいやすく、頭皮をもみ洗いしてれば、ふつーに髪のほうにも泡が立ってきます。 それを、そのまま髪全体に持ち上げて?泡で包めば、特に不具合もなく髪も洗えました。! リンスはもともと無いので、洗い流せば全行程終了です。 タオルドライ後、ドライヤーを当てながら、指を滑らせていると、ちょっと軋むかな~~と感じる時もありましたが、乾いてしまうと、軋み感はゼロ。 なにより、髪がふんわり、軽~い! なまじ、期待しておらず、むしろコワゴワだったせいか、一発で気に入り、以後リピーターに(^.^)/ 気になる「色」も、炭や、天然の泥で、汚れを吸着するためのものらしく、タオルや肌につくこともなく一回分のシャンプー液を洗ってもほんとにうす==くグレーがかるくらい。肌にも勿論残らず、安心。 主な洗浄成分 水・PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na・コカミドDEA・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na・ジメチコン・ラウロアンホ酢酸Na・ステアリン酸PEG150・BG・ジステアリン酸グリコール・ココイルグルタミン酸TEA・ラウロイルメチルアラニンNa・・・

PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na

ヤシ油(ココナッツ)由来 アニオン(陰イオン性)界面活性剤・アミドエーテル硫酸系 「硫酸」がついていたので、え?まさかの「ラウレス硫酸」の系列?と、ドキドキしましたが、「高級アルコール」のほうではなく、低刺激で安全性は高い成分だそうです(ノ_ _)ノ 名前的に、「硫酸」が入っているので「アミノ酸系」と書くと、え?と思う人もいるだろうな、という気はしますが、ややこし・・・ 含材料はココナッツなので、ナチュラルなのはナチュラル。 泡立ちがよく、サッパリ洗いあがるようですが、たしかに「しっとり」ではないかも。

コカミドDEA

ココナッツ由来です。別名:ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド ノニオン(非イオン性)界面活性剤 クリーミーな泡立ちの補助?たしかに、掌でも細かい泡状になってました。 水の硬度による影響を受けにくいそうです。 皮膚への刺激はなし。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

陰イオン界面活性剤:(アルファ)オレフィン系 タンパク質の変性は比較的少なく、皮膚への刺激が少ない。 生分解性にも優れている成分。 他の洗浄成分との組み合わせ次第で、洗浄力が変化するらしい。 泡立ちは良い成分。 ヤシ油(ココナッツ)由来なので、自然派シャンプーに配合されていることが多い。

ジメチコン

シリコンですね。洗髪時に髪の摩擦をへらしてくれる作用があります。 これは、指通りがいいので、すぐわかります。髪どおしがくっつきにくいです。 わたくしは、毛量が多いので、「ブラック・ナチュラル」が使いやすい、と感じる理由は、このせいかも?と、今回性質を調べていて、そう思いました。 正常な髪であれば、一日程度ではがれるものですが、ダメージヘアだと、そのとき正常なキューティクルも一緒に剥がすことがあるそうで、この辺、微妙~~ 言われてみれば、他のシャンプーでキシキシした後に使った時は、イマイチの洗いあがりで、こんな感触だったっけ?と思ったんですが、シリコーンがダメージんとこに張り付いてたのかも・・・ こういう体験があるので、あまりに痛んだ髪の方に薦めるのはどうかな、という気はしますが・・・ リンスとかで誤魔化していると、永遠に負のスパイラルから抜けられないので、髪の毛に傷みがあるなら、「ブラック・ナチュラル・ヘアソープ」は使わずに、むしろ「湯シャン」か、別のアミノ酸系シャンプーで様子を見るといいと思います。

ラウロアンホ酢酸Na

両性界面活性剤:ベタイン系 目への刺激が弱いので、ベビーシャンプーによく使われる成分。

ステアリン酸PEG150

ノニオン(非イオン性)界面活性剤 別名:モノステアリン酸グリセリル:モノステアリン酸ポリエチレングリコール 高級脂肪酸であるステアリン酸には高い抗酸化力があるので、細胞が正常に活動するのを助けるので、化粧品だと、肌のターンオーバーを正常にするために配合されているそうです。 グリセリンは保湿剤として有名な水性の成分 肌への刺激性がない成分で乳化と安定のために使われるようです。 泡はあまりたたないらしいので、抗酸化目的でしょうか? 毒性と刺激性が低いので食品添加物としても使われています。

ジステアリン酸グリコール

パール感を出すためのもの 多分このせいでシャンプー液は、黒いのにキラキラしたパールのような光沢があります。

ココイルグルタミン酸TEA

ココナッツ由来 陰イオン界面活性剤。 昔からアミノ酸シャンプーに使われている成分。低刺激で泡立ちが良い成分。 髪を傷める心配が少ない。髪を薄い皮膜でコーティンコンディショニング効果が高く、コンディショナーいらずのシャンプーにも使用されています。

ラウロイルメチルアラニンNa:ココイルメチルアラニンNa

ココナッツ(ヤシ油)由来・アラニンはアミノ酸のこと アニオン(陰イオン性)界面活性剤:弱酸性 弱酸性で非常に低刺激なのが特徴です。洗浄力があるので、スッキリ軽い仕上がりでふんわりさせてくれるそうですが、たしかに、ふんわりします。 高価な成分のため、価格が上がってしまうのが欠点 ★シャンプーに使われている界面活性剤などの成分は以下のページにまとめてあります。 参考になれば幸いです。 界面活性剤・忘備録 》》》 シャンプー成分・忘備録

界面活性剤なしのオイルローション

「なのサラロゼ」というヘアローションが、オマケでつけられていたのですが、これが結っ構スゴクて、ビックリしました。 ローズウォーターと椿油・オリーブオイルを混ぜてある、ときいたら、「界面活性剤」か、もしくは分離したドレッシングみたいなのを、使う時にシェイクするんだなって、考えるものですが・・・ なんと、「ナノミキシング」という技術で、特に使用するときに振らなくても、常に混ざった状態にしておけるようになってるんです~~ たしかに「なのサラロゼ」の液は、うっすら白濁しております~~ 3週目から使え、と書かれていたので、じっと我慢していて、このまえやっと、使ったんですが・・・ おおおぉ~~っ たしかにオイルの粒子が細かいっ!!! 今までも、状態が悪い時は、アルガンオイルや、馬油でしのいでいたので、オイルの細かさは、実感としてよっく、わかりました(@o@)軽い! 使い方は書いてある通り、タオルドライ後、まだ濡れた状態で吹き付け、ドライヤーで乾かします。 えーーあえて言うなら、ケチらないほうがいいです( 一一) 特に、ちょっと軋んでる時は、「なのサラロゼ」がついてるところと、あ、ここらあたり忘れてた、という箇所とで、乾いてからの仕上がりに、差が出ました(@_@) ま、健康な髪ならどってことないでしょうけど・・・ 髪が乾いてからも、勿論使えますが、本当に痛んだ髪の毛だと、粒子の細かさが仇になるのか、つけてもつけても、ドライヤー前に使った箇所のようには、キレイにつるんとした感触にはならなかったので、濡れた状態での使用をお勧めしちゃいます

防腐効果がヤバイので容器にもコダワル

今回パンフレットを読んで初めて知りましたが、洗浄剤のクセに、シャンプーには防腐効果が期待できないんですね ふーっ( 一一) まったく関係ないながら「大きなボトル」は運気が落ちる、と言われたことがあって以来、大容量ボトルは使っていないのですが、言われてみれば、詰め替え用って、つぎ足してるので、意外と危険かも。 化粧品とか、絶対、容器を洗わずに詰め替えたりしないもんね(^o^;) エコボトルでも有名になった英国の「the Body Shop」も空ボトルは持参しても、持参したボトルには入れなかったよね。 紹介されていた「詰め替えそのまま」は、ボトルに詰め替えないで、ケースを吊り下げてそのまま使えるように細工できる製品。 なるほど、いいかもしれないですね。 個人的には美的に劣るので、もちっとスタイリングを考えて欲しかったりしますが、吊るすという形態と、詰め替え用パックを使う、というところで、そもそもデザイン的な面は、仕方ないかな(-""-;) 「詰め替えそのまま」の使い勝手と、メリットには、文句ないところです。 「詰め替えそのまま」には「スタンダード」と「ミニ」があるのですが「ミニ:mini」ではおそらくはワンプッシュででてくる量が少ないのだと思います。 ヘアワックスなど、スタイリング剤などは使っていないので、肩くらいの長さでも、ミニのほうのワンプッシュ分量で充分でした。 最後の一滴までキレイに使いきれそうですし、ブラック・ナチュラル・ヘアソープの場合は、リンスが要らないので、コレも一つで済む、という点もグッド!(デザインにやっぱ拘っちゃう) トライアルに付けてくださる空ボトルは「ダイソー」のボトルで、使う気になれなかったので、物は試し、と「詰め替えそのままmini」をハンズで購入。 「mini」しか店頭になくて、仕方なく、それを買いましたが、次回購入時に「注文」すれば、スタンダードの「詰め替えそのまま」をプレゼントしてもらえるようです。 「詰め替えそのまま」は、購入すれば税込みで1800円超えますので、「ブラック・ナチュラル・ヘアソープ」を早々に気に入ったなら、さっさと購入して、「詰め替えそのまま」をお願いするといいと思います。 今回、自分がけっこう容器のデザインも気にしてるんだな、ということがわかったのは、なかなか興味深かったです。

♥ 個人的なブラック・ナチュラル・ヘアソープ評

なんだか、いろいろ「コダワリ」のある会社が販売しているせいか、シャンプーがかすんできてますが・・・ まずは気になる「色」 炭や、天然の泥で、汚れを吸着するためのものらしく、肌につくこともなく、ぜんぜんどってことないです。 ちょっと水をつけて泡立てたもので、これで地肌を洗ってるうちに、ネットで泡立てたように泡が増殖?していきます。 で流してみると、水はほんのちょっとグレーっぽいですが、毛染めではないので、手には着色などありません。 「初回セット」についてくるパンフレットにちょっと処方についても書かれているんですが、たしかにブレンドが絶妙な気がします。 一方で「界面活性剤は肌に悪い」「シリコーンは悪」というような情報だけしか知らないと、成分をみただけで、スルーするだろうな、というような成分も入っています。 最たるものは「ジメチコン」ですが、ここらあたりは、何が何でもダメというなら、仕方ないよね、としか言えませんが、実際使っていて、髪の毛が重く感じるとか、ツルツルし過ぎて気持ち悪い、というような感覚はありません。 洗っている時に感じる滑りの良さの正体がジメチコンなのかな~~と、思うくらいです。 シリコーンはすぐはがれるので、健康な髪なら、どってことないけど、ダメージヘアだと、ダメージ部分にはりついたシリコーンが剥がれる時に、健常なキューティクルまで一緒に剥がれ落ちるので、良くないようです。 ダメージ用っぽいイメージのシリコーンですが、実際には、むしろよくないんだな~ということを知ることができたのは、ヨカッタ。 これには体験的にナットクできるとこもあります。 今回、たまたま、「ブラック・ナチュラル・ヘアソープ」の前に使ったシャンプーとの相性が悪く、髪がキシキシしていたので、いつもより、いろんな新しい発見がありました。 上にも書いたように、シャンプーもいくつかローテーションで使っていて、たま~に私的新製品開拓をするんですが、「成分」みた限りでは良さげだった「アミノ酸シャンプー」が大誤算。 一回でよしゃいいのに、アミノ酸シャンプーって、お高いモノ多いから、つい「もったいない」と、使っていると、もう、キシキシ・・・ なまじリンスで誤魔化さないので、目も当てられない状態になったところでの、今回の「ブラック・ナチュラル・ヘアソープ」 いつもは、何も感じないのに、まだらな感覚があって、気持ち悪いな、と感じた時があったのですが、いつもとは乾したあとの感触が違う・・・ こうして勉強してみると、傷んだ箇所にシリコーンがついたのかと・・・ ま、真偽のほどはともかく、健康な状態で使った時には、いつも絶好調です。 パンフレットにも「使用者の声」とか載っていますが、わたくしも、美容師さんにいつも褒められます。ここまで健康な髪を久しぶりに触った、とか、言われたこともあります。 パーマかけに行ったのに、美容師さんに「せっかくいい髪なのに、パーマかけたら傷みますよ」と、止められたことも(ノ_ _)ノ 育毛剤のデモで頭皮をスコープで見せてもらった時も、感動されました(@_@) たかがシャンプーされどシャンプーです。 販売元「こだわり商品研究所」の公式サイトから、シャンプーも、「詰め替えそのまま」「なのサラロゼ」どれも個別に購入は可能ですが、送料がかかります。 「初回セット」のほうからだと、送料が無料なうえ、初回には空ボトルと「なのサラロゼ」のサンプルがつき、さらに次回、購入するときに「詰め替えそのまま」もプレゼントしてもらえますので、お得っちゃお得。 ただ、「初回セット」のほうのページはぶっちゃけ「売らんかな」で、画面がせわしなく、読む気がしない方もいると思います。 成分特性など必要な情報は「こだわり商品研究所」公式サイトのシャンプーページで充分得られますので、読むなら公式ページ。 買うなら送料無料で「なのサラロゼ」サンプル「詰め替えそのまま」が次につく「初回セット」からの購入がいいかと。 「こだわり商品研究所」は定期購入制度はないので、「初回限定」とか書いてありっても、定期ではないので、うっかり翌月に届いちゃう心配もありませんので、個人的に「なのサラロゼ」のサンプルがとってもおススメなのと、送料無料推しで、一応両方載せておきますね。 「なのサラロゼ」はこれから増えていくだろう界面活性剤なし「マイクロミキシング製法」の製品ですので、このトライアルは価値があると思いますよ(^-^)