圧力鍋のメリット・デメリット
味が浸み込みやすい状態にまで、早く持っていけるのが圧力鍋のいいトコロ♥
![電気圧力鍋プレッシャーキングプロ](../wp-content/uploads/237e14f7acc3aa9f45a55a62affbc613.jpg)
しかもプレッシャーキングプロは電気式のため放置しておけるので、抜群に使い勝手がいいんです ♥
その反面電気式のため、強火調理ができません!ので、プレッシャーキングプロでは加圧までに2~30分はかかります。
減圧にはもう少し長くかかりますので、短いレシピでも都合1時間程度は見ておくほうがいい、のもコツと言えばコツかもしれません。
「プレッシャーキングプロ」タイマーで肉じゃが楽々~
![プレッシャーキングプロでつくった肉ジャガ](../wp-content/uploads/ad1d0842937a151709bdc593ea0c161e.jpg)
のほうの記事に肉じゃがとスペアリブ、大根煮のレシピについては書いたのですが、カレーやシチューは、圧力鍋独特のつくり方があると気付きました。
一般的なガスの圧力鍋レシピがプレッシャーキングプロでは失敗したものもありましたので、忘れないよう( ..)φメモ
プレッシャーキングプロの煮豆
乾燥豆は一日、水に漬けて戻しておきます。
![豆を一晩水に漬ける](../wp-content/uploads/aecdd3fa4ca275396e7fe8dc3e9aae54.jpg)
お米と蒸し野菜を同時に調理できるみたいに書いてあったので、わたくしの好きな蒸し豆と、家人の好きな煮豆が一緒に出来るはず!と我が家にある蒸し用のプレートを使ったのがまずかったのか?
![蒸しプレート](../wp-content/uploads/1f6936276a7e37f820250b3a4bbd2f6c.jpg)
クックパッドでは3分ということだったので、柔らかいのが好きな家人のため
お米ボタン加圧5分 でやってみたけど・・・てんで駄目!
![上は蒸し豆下は煮豆](../wp-content/uploads/d705ce7874cd144a31b6ccb54a1e16fa.jpg)
そのまま
お米ボタンで追加7分 でも、あんまり変化なしでした。
煮豆の味は甘めにしたのですが、なんと!足台が短いせいで、蒸し豆になるはずのほうへも出汁の味がまわってしまい、まるで同じ味に仕上がっていたのも想定外でした・・・(><)
プレッシャーキングプロで使うなら、やはり蒸し器は足が長い、専属の「蒸しプレート」のほうが、使い勝手がいいみたいです(-""-;)↓↓↓↓
プレッシャーキングプロ ![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=2TVEBI+61BAWA+3DYK+626XU)
ページの下のほうに、関連商品として出てきます。
あああ塩味つけたかったなぁ~~と思いながら、甘くなってしまった蒸し豆をいただいたのでありました。
※追記 煮豆は大量にできてしまったので、こんにゃくと合わせて
再度プレッシャーキングプロのお米ボタン・5分加圧 で煮込んだら、やわらかぁ~~い、本来こうであらまほしかった!ような素敵な煮豆になりました~~
![プレッシャーキングプロで再加熱](../wp-content/uploads/083adb82534421468cf65409d16809c8.jpg)
お豆様には長めのお時間がよろしいようで・・・ちゃんちゃん♪
おでん・シチューボタン加圧13分
味がなかなかしみこまない、と考えたので、大根だけ先に圧力で調理したので、結び糸こんにゃく、板こんにゃく、牛スジ(おでん種として下処理されたもの)だけで
おでん・シチューボタン加圧15分しました。
![おでん準備](../wp-content/uploads/7e16822878c7da16e5e092f96fe6c832.jpg)
結果はジャガイモは15分だとやりすぎでした!
切らずに丸ごと入れたメークインも割れていました。
こんにゃくには、ちゃんと味が浸みこんでいましたし、牛すじも良いカンジでした。
![プレッシャーキングプロで大きなままのメークインも割れてる](../wp-content/uploads/57bf2823f81efa5b6b1510142e7590b6.jpg)
大根に関しては、わざわざ別にする必要はなく、10分超える加圧なら、一緒で大丈夫。
というわけで、おでんの場合は
おでん・シチューボタン加圧13分 くらいがいいのでわ?が今のところの結論です。
出来たてだと具材の味はお出汁に出たままなので、一旦冷やして具材の中に味を戻し、浸みこんませないと美味しくありません。
加圧が終われば、減圧中はコード抜いてしまうか、キャンセルボタンで、保温をやめるのも、コツといえばコツです。
![プレッシャーキングプロでつくったおでん](../wp-content/uploads/1036d22805df4fec78002fea223d7a26.jpg)
加圧時間より、一旦温度を下げる時間的余裕をもってつくれるかどうか、のほうが、味への影響は大きかったです。
プレッシャーキングプロで牛スジ下準備
おでんの種で好きなのが牛スジなのですが、我が家の近所で売っている下処理したものは、正直あんまり美味しくない~~~
スペアリブがあそこまでホロホロとろとろになったんだよね?と、牛すじにチャレンジ
![圧力鍋で牛スジの下準備・下茹で](../wp-content/uploads/b165949c2488565fff963d84fd66a9d3.jpg)
鍋の底が見えないくらいの量を目分離量で買いました。300~500g程度でしょうか。で、まずは、ヒタヒタの水だけで
肉ボタンで加圧15分
で、煮あがると、プリップリッ!これは期待できそうな予感です。
![高圧鍋で牛すじのゼラチン質がプリプリ](../wp-content/uploads/a65637c56c34a48bc827408293c4eddc.jpg)
この時点ではまだよくわかっていなかったのですが、圧力鍋で調理した時点(温かい状態)では、食材の中身の味や風味は水に溶けだしている状態で、食材のほうには、あまり味はしみこんでいません。
牛すじのようなものだと、煮汁が使えるか、あるいは、捨てたほうがいいくらい臭みがあるか、は、その時々の食材により変わると思います。
水で炊いておくのは理にかなってなぁと、思いました。
たまたま、使った牛すじの煮汁には臭みも無く、風味もよかったので、スープに加えようかな、と冷蔵庫にいれておきました。
![牛すじからでたスープと脂](../wp-content/uploads/5910410781222e5c7dc389308c7ed78d.jpg)
牛すじの場合、1回目は「下処理」と割り切って、2回に分けてプレッシャーキングプロで煮込むほうがいいようです。
牛スジをポン酢とネギでたべる、とか、甘辛く煮たい場合は
再度 肉ボタンで10分程度加圧 すればOKです。
おでんの時は、もちろん
おでん・シチューボタン加圧13分 のように、ほかのおでん種と合わせて、おでんの出汁を加えて「シチューで13分」くらいで、おいしくいただけました(^o^)♪
で、下茹でした煮汁、冷やしたら、脂肪が固まったので、余分な脂肪も取り除きやすかたです。コクがでるので、コンソメ足して、野菜のあんかけに使いました(^-^)
圧力鍋の具とスープの関係
圧力鍋で調理した直後だと、むしろ具からスープに味が出てしまって、具のほうに、だしの味が戻っていくまではいってません。
![出来たばかりのシチュー](../wp-content/uploads/9b5545570428c0174b1884720e2479b0-1.jpg)
スープが冷めていく過程で、具材のほうに味が浸みこんでいきます。
加圧が終われば、もう電気は要りませんから、キャンセルボタンで、保温をやめたり、電源コードを抜いて、風通しのいいところに移動させ、早く冷ましましょう!
圧力切り替えバルブを「蒸気開放」にしてもいいけど、勢いよく蒸気が出て火傷とかにも注意が必要になりますので、もし、されるなら、取扱説明書の方法を参考に、充分気を付けておこなってくださいね。
ルーを使う料理はダメ
これも、ちょっと盲点でした。
タイマーでカレー!
作れれば、と思いますよね?ね?
これが、圧力鍋では無理なんですね~~(ノ_ _)ノ
カレーやホワイトシチューのように、どろっと、濃度の高い液体・発泡するもの は、蒸気との兼ね合いのためか、ガス・電気を問わず、
圧力鍋で調理してはいけない んです。
皮つきの肉など、破裂する可能性があるものもダメ なので、ソーセージなども止めたほうがいいです。鶏肉も、シッカリ皮には穴や切り目を入れる必要があります。
![プレッシャーキングプロから別鍋に移す](../wp-content/uploads/e955508e440ec10ec58376ac7f9ae135.jpg)
カレーなどは、別鍋に移して、ルーを入れることになります。
どのみち、食材に味がつくのは。圧力鍋での調理のあとになりますので、理屈にはあっています。
さいしょは、手間が増えて、不便だな~と感じましたが、リクツにはあっているし、鍋だと温度管理もしやすく、早く温度を下げられますし、温め直すときも、丁度いいころ合いに調節しやすいので、むしろ便利です。
ホワイトシチュー・肉ボタン分+シチューボタン加圧13分
シチュー用牛肉・500g程度
玉ねぎ:1個
ジャガイモ:3個
人参:1本
マッシュルーム:6個
ローリエ:2枚
ブイヨン:100cc
![お肉は一度加圧しておく](../wp-content/uploads/f3a87931e2b3ff875aa3ec4e1edf233a.jpg)
塩コショウしたお肉を
肉ボタンで5分加圧 します。
減圧したら、玉ねぎ・人参・マッシュルーム水をひたひた程度・約100ml入れて、
シチューボタン加圧13分
それぞれ、加圧時間の前後に20分内外の予熱・減圧時間がかかりますので、一時間超はかります。
![加圧したシチュー用のゼラチンの多いお肉](../wp-content/uploads/pressureBeef.jpg)
もっと長く加圧するレシピもあるようですが、別鍋にうつしてから、また火にかけますので、圧力鍋での調理時間は、この程度で充分ではないか、と思います。
加圧後は、玉ねぎやマッシュルームから出た水分もくわわるので汁がふえこんな感じになります。
![出来たばかりのシチュー](../wp-content/uploads/9b5545570428c0174b1884720e2479b0-1.jpg)
このまま、この中にルーを入れることもできますが、ルーをキレイに混ぜたかったので、別鍋に移すことにしました。
具材は別の鍋にとりだして、ホワイトシチューのルーをプレッシャーキングプロでできたスープで溶き、ダマが気になるなら網でこし、具材のほうの鍋に加えます。
混ぜすぎてホワイトではなくなってますが(*_*)いちおー、小麦粉と牛乳で作ったルーを使ったホワイトシチューです。
カレーでも、行程では同じになります。
![出来上がったシチュー](../wp-content/uploads/4924bfb0384cc0e585e6d44f8bd8dc75.jpg)
ここで、もう一つ気づきましたが、圧力鍋でカレー作ったら、パッキンにかなり匂いがしみついて、以後の料理が、そこはかとなく、カレー風味になっちゃう気がするので、やはり、別鍋にするメリットは大きいですね。
鮭と酒粕で作れば、かす汁にも応用できると思います。
鮭だと、肉の下準備がいりませんので、一度だけの加圧でOKでしょう。
煮込み料理の下準備にプレッシャーキングプロ
プレッシャーキングプロは、煮込み料理の下準備として、すんごく便利。
どんな味にせよ、
加圧したあとに味付けするしかない と知ってからは、随分、気楽に使えるようになりました。
![圧力鍋で下味用の野菜とか](../wp-content/uploads/61a99f14024b7210e9ac4025f9fdee28.jpg)
細胞壁がこわれてて、味が浸み込みやすい状態にまで、早く持っていけるのが圧力鍋のいいことろですが、プレッシャーキングプロは電気式なので、放置して置ける点でも、抜群に使い勝手がいいです。
水分量にもそれほど神経つかわなくていい、とわかったので、想像以上に楽です。
![プレッシャーキングプロ内鍋MIN](../wp-content/uploads/pressureKingMin.jpg)
MINの線以下ではいけないみたいに書いてあったけど、MINは350ml程度です。
水分だけだと、確かにMIN以下ではダメだと思いますが、具材があれば大丈夫です。
具材も、杓子定規にグラム数ではかるより、
鍋の底に敷き詰められるよう切る などして調節したほうが、温度の偏りを防ぐ意味でも大事ではないかな、と思います。
味が浸み込みやすい状態にまで、早く持っていける圧力鍋。
プレッシャーキングプロは
電気式なので、下準備の時間、放置しておける のが、抜群に使い勝手がよく、今さならながら、煮込み料理に自信がつきました(^-^)
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