ラストのクローズアップが意味深だった パイレーツ・オブ・カリビアン:Pirates of the Caribbean 最後の海賊:Dead Men Tell No Tales すでに5作目だったんですね。あまり気にしてなかったけど、結構続いてるんだな、と今更ながらに感心しました。何気にすごいですね。 こんかい日本語の副題は「最後の海賊」でしたが、エンドロールを観た限りでは、これで「最後」だとは到底思えないんですが(^o^;) 日本語のタイトル考えていた時は、ここまで情報が無かったのかと思いきや、Wikiには5作、6作の同時撮影があるかも、という情報が載っていたので、「最後の海賊」にもなにか別の含みが? そもそも「最後の海賊」ってのが、誰を指すのかが、「最後の海賊:Dead Men Tell No Tales」を、最後まで観ても意味不明。そこで初めて英語の副題があるはず、と思い至ったわけですが・・・ 「死人に口なし」が副題なのなら、ナットク。 これは本家アトラクションの決まり文句だそうですが、映画のなかでも「決まり文句」として何度も繰り返されていましたし、別にこれで最後って含みもない。 それにしてもジョニー・ディップの「ジャック・スパロゥ:Jack Sparrow」「寅さん」ばりに安定してきましたねぇ~~ギャグが素直に楽しい。好みのタイプよ(^.^)うふ ♥ 特にイントロ部分の金庫破りの顛末がいいですね~。 いつもながらジョニーディップの、酔っぱらったようなフラフラ加減なのにノリノリ感満載な感じが、なんとも不思議。「ジャック・スパロゥ」は、ジョニー・ディップの別人格にすら見えるけど、撮影中は離婚のため、そうとうブルーだったとか。 この5作目も、もともとジョニー・デップの希望で再開したそうなので、演じるほうもクセになるんでしょうか? 「若かりし頃」のジャックが、いかにも「切れ者」っぽいとこを強調して描かれているだけに、現状?の頼れるんだか頼れないんだかわからない。でも運だけは強そうな「大人」になったいきさつを知りたくなりましたねぇ~ セント・マーティン島での第二の山場、ヒロインとジャックが同時に処刑される場面も、お約束のドタバタながら、収めるまでの小ネタがそれぞれにあって楽しい。 これはIMXで観たほうが良かったかなぁ、とちょっと後悔しましたが、海賊たちの戦闘シーンは結構グロ。でも最後のほうの星空や海底シーンなども、やっぱりIMAXの迫力は捨てがたいかな~~と悶々( 一一) サラザール役のハビエル・バルデムと部下たちが、コワイ。髪の毛が空中にたなびいたまま、だったり、部下がスケスケなくせに戦闘能力があって、しかも透けてるのは本当に透けてるから、素通しで弾も剣も通る・・・とか 海だと、スケスケの鮫も生き返るんだからたまらない。襲ってきたときには思わず叫んだわい。 なまじなゾンビ映画よりコワくて、これを大画面でみたくないんだよね(^o^;) 女主人公の「カヤ・スコデラリオ:Kaya Scodelario」どっかで観た 似たようなキャラだった。う==んどこで観たんだ!!と悩むも思い出せず。帰って調べたら「メイズランナー:The Maze Runner」のヒロインでした!!!
ちょっとクセのある顔立ちだな、と感じたのはブラジル系のイギリス人だからでしょうか。知的だけど情熱的な雰囲気がある。 ウイル・ターナーの息子、ヘンリー・ターナー役の「ブレントン・スウェイツ:Brenton Thwaites」君も、みたことある気がするな~~でも、それほど特徴がないハンサムなので、感ちがいかも、と、これまた調べてみたら、マレフィセントの頼りなげな王子様役だったようです。 今回の「最後の海賊」でも「カリーナ」の「足首がみえた ♥ 」とかって、緊急事態なのに可愛く喜んでる場面が(^o^;) 頭はいいけど、世間にうとく、ちょっと頼りなげなところから、段々成長していく姿がいいですね。 若いといえば、ジャック・スパロウの若い頃を演じた役者さんは「アンソニー・デ・ラ・トーレ:Anthony De La Torre」 昔のジョニー・デップのように、ロックバンドで活躍しているとか そうそう、ジャックおじさん、声が「ポール・マッカートニー:James Paul McCartney」だと思ったんだけど、メイクが濃すぎて、垂れ目加減もよくわからず・・・。結局は確信がもてないまま。エンドロールでやっと確認できた時は、おもわずニンマリ。 キース・リチャーズ:Keith Richardsと兄弟という設定が、なんとも贅沢。 ちょっとだけ歌ってたらしいですね。ポーカーしてたのはわかったけど「むち打ち」をすっぽかされてつまんない、とかのセリフに気をとられてて、まるで気づかずスルーしちまった~~残念っ!。 ポールファンの方はジャックが牢から引き出されるあたりから、集中してくださいませ。 エンドロールといえば、クレジットのバックに音楽が流れている間は文字だけなのですが、それが終わって、さぁ~立とうか、という段にになって、いきなり画像が流れ始めますので、絶対に、さいごの最後まで、席を立たないことです。 この本当のラストでクローズアップされる「モノ」が意味深~~~ 5作目と6作目を、実際に同時に撮影したかはわかりませんが、なるほど、同時に、と言われたら納得できるラストの雰囲気でした。 パイレーツの5作品は、一作ごとにかなりいろんな要素がはいっていて、わたくしの頭では、もはや、なにがなんやら状態なんですが、今回解けた呪いは「海の呪い」だけですよね?? ほかにも「呪い」やら「魔法」やら、いろいろあったような気がするので、その気になれば続編がぞくぞく作れそう。 フジツボは、ウィル・ターナーの顔にもあったけれど、父の靴紐の「ビル・ターナー」にもあった。かれはもともと「アステカ金貨の呪い」にかかっていたけど、それはあの時全員解消されてたんだっけ? 最後にでてくるオーランド・ブルーム:Orland Bloom。ずいぶん線が太くなっていたのには驚きました。ホビット:The Hobbitでは、まだまだ線の細い雰囲気を出していたんですが、そういえば、もう結構前ですもんね。撮影されたのは2012年ころだとすると、5年経ってる。 今のオーランド・ブルームがレゴラス:Legolasを演じるとしたら、相当印象が変わった気がするけど、昨今の特殊メイクはあなどれないからなぁ。 「三銃士・王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船:The Three Musketeers」でも公爵役とはいえ、まだまだ華奢な感じが抜け切れていなかったけど、もう立派なオッサン。 「ロード・オブ・ザ・リング:The Lords of the Rings」のレゴラスは、ほんっとに好きだったんですが、レゴラスでない素のオーランド・ブルームは、まったく好みに合わず、この差はなぜ?と、不思議でした。今でもそれは変わらず、素に近いウィルには興味持てずでした・・・ 映画のキャラクターが好きなのか、メイクなどをひっくるめたビジュアルが好きなのか・・・う==ん。 ホビットのマーティン・フリーマン:Martin Freemanや、エリザベス・スワン役のキーラ・ナイトレイ:Keira Knightley など他のキャラでは、そんなこともないし、むしろ、他の作品を観たいな~~とかって、思って、どんどん観ていくし、ファン化していくんですけどねぇ バルボッサ:Hector Barbossaなどは、特に、興味ない人物だけど「ジェフリー・ラッシュ:Geoffrey Rush」だったから、「狡猾なワル」なのに、つい、ちょっと贔屓めにみてしまうくらい。役者本人の魅力って大きい気がするのに・・・ 何度もコロコロ立場を変える自己中な役どころだったのに、今回は「ジェフリー・ラッシュ」のファンとしては、感動的なしめくくりでした。「My Treasure」というところが、ほんの短い間にもかかわらず、なんとも言えず印象的で良かったです。