東京モーターショーのTV見てて、また選挙のこと、思い出しました。 これからの電気ってどうなるんでしょうね。 二酸化炭素を出さない社会っていいようだけど、じゃ電気はどやってつくるの? でてくるゴミをすてる先もないのに、まだ原発に頼って電気をつくるのか? 代替エネルギーの研究や推進にもっと力を入れてほしいものです。 今ある原発は今や、「仕舞う」ことこそが大事だと思うので、小池さんはそれを打ち出したところが、女性目線というか・・・どう考えても、「仕舞う」ほうを鼓舞しない限り、原発の問題は進めないと、思っていたので、おおおっ!と期待したのですが・・・ 原発をやめる、というと、すぐ、人間も建物もなくなるかのような、イメージがあるけど、そんなことあり得ないわけで・・・ 優秀な人でないと扱えない、責任も重いし、大変な仕事になるだろうに、若い優秀な人が、だれもその道に進んでくれなければ、よその国に頼るしかなくなる。 それが怖いですよね~ ほっておいたら、日本に専門家がいなくなってました~~なんてことにならないように、仕舞う仕事に高給出さなきゃ・・・ というわけで、彼女のカリスマ性にも、すんごく期待しただけに、残念でした。 電気は、阪神淡路の震災で被災した折、我が家は半年、電気がこなかったので、水道とガスそのものは復旧していても、ポンプが作動しなかったので、あっても使えない状態でした。 お風呂も電気がないと、水が供給されないので、照明がなくて暗くて危ない、という以前に、無理でした。 いかに電気に依存した生活をしているかは、身に染みて思い知ったので、電気ないと困るでしょ?と詰め寄られたら・・・さまでも原発仕方あるまい、となるのはわかります。 家の電気くらいなら、まだ我慢の域ですが、現代社会で、おおもとに電気が使われずに作られているモノがどれだけあるのか?と考えると、そんなに簡単ではないですよね。 でも、原発の地には作物は植えられないし、再開発で住宅なんて無理だし、工場にだって、転用なんかできない。 結果、一度でも使用した土地は、ゴミ置き場意外に使い道があるんだろうか?というくらいの場所になってしまう。 今は、それでも、まだギリギリ耐用年数の中かもしれないけど、永遠に追加で設置なんかできない施設なことに目をつぶってどうする?という気がします。 原発問題は、ものすごい人気のあるカリスマが、一気呵成に押し切る以外、手はつけられない、と感じていたこともあり、ほんと残念。 これでまた、しばらくは、気運がたかまらないかと、思うと、ほんっとうに残念です。 無農薬の農作業や、保育園などの現場も大変だと思うけど、殺人光線にさらされるようなことはないわけで、やはり環境の特殊性は群を抜いていますよね。 原発は、このまま運営するにも閉じるにも、原発ジプシーといわれるような人たちなくしては成り立たない。ある種の奴隷制度みたいな上に成り立っていることを、もっと広く、知ってもらわないと、駄目なのに、と思います。 クリーンやら、ベース電源やら、いっているうちに、従事できる年齢のひとすらいなくなって、そこで慌てても。。。と思いますが いま若い方たちは、どうぞ、もっと真剣に自分たちのことを、考えてくださいね。 老人は、正直、自分がもう死んじゃっていない、次の世代のことまで、真剣には考えませんから。