ファイテンの星のやすらぎ・療法士ボディピローはちょっと変わった抱き枕です~~
たけしの家庭の医学はみたのですが、TBS「ビビッド」でも話題になっていたらしい「抱き枕」
丁度ファイテンで購入したとこなので、レポしておきます。
巡りをスムーズに
たけしの家庭の医学では、寝ている間に無呼吸症候群のようになることで「認知症」の危険が高まる、という切り口の番組だったので、かなりインパクトがありました。
ファイテンでは「めぐり」という、ちょっと違う視点から作られているせいか、フォームが独特です。
リンパや血のめぐりでをスムーズにして、と書いてあります。
頭がのる部分は、耳の圧迫をさけるため、ドーナツ状に落ち込んで、横になっても耳が押しつけられたりしない構造になっています。
枕の中身は微細な低反発ウレタン・極小発泡ビーズ・マイクロファイバー綿の3種類がブレンドされており、もっちもちで、ふっわっふわ。たしかにマシュマロみたいです。
さわっているだけでも癒されるような手触り、柔らかさです。
体重分散で疲れにくいけど
男女が使えるサイズとあるんですが、実際には結構大きい!!
いや、ふわふわなので、ちゃんと、へたってくれるのですが・・・曲がっているせいもあって、かなり場所をとる。
非常に存在感がある太さなので、掛け布団も、へたすると、ズレやすい。
できれば、中身をいくらか減らせる工夫があると、嬉しいかな~
中材は、ものすごく細かいビーズなどのようなので、ミシンがあっても、開けるのは危険そう。
お尻のとこくらいに、お手玉くらいの小袋状で、いくつかは取り出せるようになっていると、調節できて良いと思います。
ただ、途中、2日ほど寝込んだのですが、その折、昼間、この抱き枕を使うと、一日中横になっている時に起きる寝すぎ?による疲は、随分軽減されたように感じました。
いつもは、ずーーっと寝ていると、熱などさがって、病気からは快復していても、身体のほうに、なんともいえない疲れ残るものですが、そういう疲れをあまり感じませんでした。
サイトにもパンフにも体圧分散の計測値がのっていましたが、横向きに寝ている時に、半分、体重をのせられるのは、やはり随分と疲労軽減になっているようです。
枕部分がちょっと半端
推奨姿勢のとおり、右半身を下にして、寝ているときは、いい具合に頭が落ち込んでくれるので良いんですが、そこから、上向きになると、頭が・・・
おっとっとという感じで、ギリギリ、ボディピローから落ちるか落ちないかというところにくる不安定さ。あと5㎝がたりない!!!
さらに、反対向きに身体を向けたい、となると、そのままスムーズには、姿勢を変えられず、一旦、ピローを動かすか、頭の位置を変えるか、になり、睡眠は中断されます。
柔らかいのがアダになり、頭の位置を変える時は、よっこらしょ、と、良い位置を探す感じになる。
寝返る時に、無意識に、とはいかないのが、ちょっと気になりました。
枕と一体のプラスとマイナス
上に書いたこととは逆みたいですが「療法士ボディピロー」は「枕ジプシー」のような方には、意外といいのではないか、とも思いました。
抱き枕と、いわゆる「普通の枕」が一体化したような独特の形状になっているので、中身をおよぐって、丁度いいくらいの高さに調節しやすいんです。
横になった状態だと、肩の高さがあるぶん、ふつうにあおむけで使う時より高めになるんですが、頭を載せると、中身のビーズなどが勝手に動くので、肩にはさまれて、高さがちょうどよくなってる気がします。
サイトにも「頭部のボリューム維持」のため中材の逆流を防ぐ構造になっている、と書いてありましたが、それがうまく働いている気がします。
洗濯を考えると
使いだして、ふと、洗濯するときは、全部洗うことになる、ことに気が付いて、ブサイクにはなるんですが、枕カバーを、頭部分につけました。
いわゆる枕として、頭を落とし込む場所が固定されているので、上下がわからない、ということが無いのは、イイネですが・・・
こうして「療法士ボディピロー」に枕カバーを使ってみると、けっこう下までくるので、やはり「枕」としては、小さいんだよね(^o^;)
枕カバーは洗いたい!ことも考えると
抱き枕部分と分けて欲しい気もする。
ただ、枕と一体だからこそ、うまく高さの調節もできてるのかな~とも思うので、いっそ、枕部分をびよ~んと、長めに伸ばす・・・とか(^o^;)
合理的な寝姿勢だけど
たけしの家庭の医学では、横向きに寝ている時間は、呼吸が正常なので、睡眠中、横向きで寝ている時間が長いほうがいいような感じで放送されていましたが
この姿勢が「楽」となると、自然に体が戻りやすくなっていいのかも。
療法士が考えたといいますが、人間の臓器は左右対象に配置されていないので、重い肝臓などがある右側が下なほうが、筋肉などへの負担は少ないみたいです。
実際、右側を下にして寝ている時間のほうが、圧倒的に長いと思います。
ただずっと同じ姿勢でいると、やっぱり疲れる…。
反対側に向こうとすると、枕が無くなるのが、どうにも・・・
せめて、安心してあおむけになれるくらいの長さは欲しい。
もうちょっと枕部分を長めにするとか、改良の余地はある気がする、のが「療法士ボディピロー」を使ってみた、正直な感想です。
昼寝用にはベストな枕
わたくしだけかもしれませんが、寝返りのうちにくさ、が気になるので、夜寝る時に使うというよりは、昼寝に使うといいのかも。。。と思った次第。
高齢で、うたたねなど、ついつい寝ている時間が多くなる人には、昼寝のときなど、この抱き枕を使うと、寝すぎで疲れなくて、いいのでわないか、と思いました。
姿勢を変える時に、起きてしまっても、むしろ、そのほうが夜の睡眠時間を妨げず、いい気がしますし、ね。
背中ストレッチが気持ちいい
あと、「療法士ボディピロー」を背中のストレッチに使う方法が、パンフレットに図解されていましたが、これが、意外と、いい!
じつは、ほぼ毎日、「療法士ボディピロー」を背中のストレッチに使っております(..)
ふにゃふにゃなので、若干、身体をうまく乗せにくいきらいはありますが、丸い棒状のストレッチポールとは違い、ぐるん、と回って落ちる、こともないので、扱いやすい。
おそらく、子供さんとか、高齢者が使うにも、これくらいの柔らかい素材のほうが、事故なども起きにくく、良いのでわ?と思います。
やってみるとわかりますが、背中を、こういうふうに伸ばすって、たしかに日常生活では、なかなか出来ません。
背筋をのばすことで、背骨につながる筋肉を伸ばせるみたいです。
この姿勢をすると胸も開く、とありました。
横隔膜のストレッチもできます
指をあばらに喰い込ませると、横隔膜のストレッチになるようです。
横隔膜をほぐすことで、深い呼吸ができるようになる、とかいてありました。
アロマセラピストでたま~~にここをマッサージする方がいるのですが、この方法で胃のマッサージにもなってると思います。
腰痛予防の股関節運動
股関節ストレッチも、寝たままできるとあります。
これ、数か月前に、やっぱり「ためしてガッテン」で、やっていた腰痛予防の股関節運動じゃん(^o^;)
というわけで、当初のオモワクとはちょっとズレた「療法士ボディピロー」でしたが、意外なとこで良かったという・・・結果オーライなことに(^o^;)
買って失敗だっとは思わないけど、これだけで「ぐっすり寝る」には、枕部分をもうちょっと長くしてもらわないと、わたくし的にはきついかな。
ファイテンさん、ぜひ枕部分を長くしたもの(不気味かな)か、
枕をカットして、抱き枕だけにしたもの、の開発、お願いします。
ファイテン製品なので、この療法士ボディピロー・抱き枕も、リラックス効果も狙っての購入でしたが、これはアクアゴールド・金を分散させているので
金を抱いて寝てるとか、金の上に寝てると思えば、それはそれでリッチな気分に❦
ファイテン「療法士ボディピロー」を見る 》》》