旅仕度の最初に「室内履きとスリッパ」を準備するのが、わたくしの流儀です。
旅の荷物でまず用意する履物。と言っても、外で履く街歩きや山登り用ではなく、部屋の中だけの「は・き・も・の」
旅館だと室内は裸足なので準備は要らないけど、ホテルは土足の場ですから、旅してきた靴を寝るまで履くのは疲れます。
かといって、この頃よく部屋に置いてあるタオルスリッパは、お風呂あがりには最適でも、さすがに館内散策や、朝食を食べに行く時に履いていくわけにはいきません。
わたくしの場合は、もう趣味の域なので、いいの見つけたら「即買い」ですが、ふつーは室内履きなど、旅の準備としては、あまり考えないだろうと思われるアイテムなので、参考になったら嬉しいです(^.^)/
ホテルの部屋に必要な履物たち
国内のほんの一泊でも、ホテルの時は、必ず準備するのが2つの室内履き。
こういう湯上りの吸水用に使う、タオル地っぽいもの↓↓↓↓
と、ホテル館内でも通用する見栄えのルームシューズ↓↓↓↓の2つです。
湯上り用スリッパ必須論
ホテルは土足空間ですから、室内といえど、清掃してくれる人も土足。トイレにも行き、外の泥やホコリがついたままの靴で歩き回ってるわけです。
日本だと、ビジネスホテルでも、衛生面と人件費のかねあいか「お持ち帰りください」って書いた使い捨てのスリッパを置いている処も多いけど、海外では、ド高級ホテル以外には、まずスリッパなんてありません(ノ_ _)ノ
せっかくお風呂で足も指も綺麗にしたのに、そんなトコ裸足で歩きたくない(..)
タオルで拭いたといってもやっぱり湿気は残る。だいいちもっかい靴なんか履きたくないよぅ~~~(><)
というわけで、しばらくハダシ状態でいたい身には、スリッパは、なによりもなによりも、必須と思うのであります(@_@)
高級ホテルのふっかふかのタオルスリッパはそれはそれで贅沢な感覚がウレシイけど、ふっかふか~でなくても、水分を吸わせるためのスリッパは必須でわ?
これ、日本人の清潔好きとか、いう以前の問題だとおもうけどなぁ~~欧米の方は平気なんでしょか?
せっかくお風呂なりシャワーなり浴びてサッパリしたところで、まさかまたすぐ、外歩いてた靴はくの???ですよね!!!
タオルで水拭けばいいじゃん、という方も、もちろん多いと思いますが、わたくし的には、やっぱスリッパ!なんです。しばらくは裸足で、スースーしていたい!もん!!!
シツコイようですが、何よりもなによりも、必須なのはスリッパ!と思うのであります(ノ_ _)ノ
キモチ好いとはいえ、持ち歩くのにふかふかのスリッパは嵩張るし、水分も早く乾いて欲しい!ので、ヘビーリピートで購入しているスリッパがコレ↓↓↓↓
いつの間にか、売られなくなったので困ってるんですよぉ・・・だれか売ってるとこ知ってたら教えて!!!
素材は「東洋紡エクスライブ」と書いてあるけど、「折り畳みスリッパ」としか表示がなくメーカー名などは不明
乾くのが早いと常にサラッとして、気持ちがいい。衛生的。そして、見よ!この薄さ!!!↓↓↓↓
「エクスライブ」でサーチしたらでてきたのはオフィスで履き替えるのに良さげなサンダル・・・なるほど、こちらなら需要はありそうですね。今度買ってみよう。・・・でも!スリッパもまた作ってほしいよぉ~!!!
「携帯スリッパ」でサーチしても業務用のビジネスホテルにあるような薄い奴か、モコモコの高級品がほとんど・・・(-""-;)
乾きが早そうなのはメッシュ素材の洗えるスリッパでしょうか・・・
ホテル用室内履き・ルームシューズに求める機能
自家用の室内履きを選ぶのとは違い「ホテル内を歩く」ので、見た目も重要になります。
一旦部屋に入ったら絶対部屋の外に出ない、翌朝ちゃっちゃと仕事に向かうビジネス旅ならスリッパだけでもいいようなもんですが、スリッパか、パンプスの2択ってのもねぇ~
特にホテルそのものが旅の目的であることの多い海外旅行では、ホテル内を気後れせず歩ける、らく~~な室内履きは、わたくし的にはマストアイテム。
おおよそホテル内は掃除も行き届き、デコボコも少ないのでシッカリした底は必要なし。かさばらないことも重要ですね。
モカシンタイプ
ホテルの中を歩く程度なら、カカトなくてもいいので、高級な革製で薄~い、いわゆる「モカシン」を見つけたら、ゲットしておくといいかも・・・
こゆのは量産されてなくて、たまたま出会うことが多い出会いもの。見つけた時が買い時です。
現在のお気に入りは財布で有名なキプリスの、ぺらんっぺらん~なモカシン。
正直、もちっとフィットしてくれるほうが、脚の疲れが軽減するんでウレシイんですが、つかわれている革が見るからに上質で、仕上げもいいので、許します。かなりの高級ホテルであっても、気後れしなくて済むのが、良いです。
サーチしたら、一応出てきた
CYPRIS「フライヤーズスタイル」折り畳みですが、すでに終了していました。
バスクラフト:Bath Craft
ちょうど「神戸コレクション」のなかに、人工皮革ではありますが、まぁ近いかな?と思えるものがあったので、郷土愛をこめて載せておきます。ドライビングシューズは底がやわらかいのでかさばりにくい点も良さそうです。
もう一つ、同じバスクラフトから「洗える」ことが売りのモカシンです。カラーバリエーションも豊富ですし、洗える点もイイネ!ですね。
全国の主な百貨店で取り扱われているようですので、現物を見たい方はお近くのショップを探してみてはいかがでしょう。
神戸観光のついでに本店を覗くのも一興かも(^-^)豚まんで有名な老詳記のご近所さんです。
バスクラフト:Bath Craft 公式サイト・ショップリスト
バレエシューズ 携帯タイプ
もし、ちょうどよくストレッチの利いたバレエシューズがあれば、軽いしマッサージ効果もあり、重宝だと思います。
昔持っていたJAVERFLEX社のバレエシューズは、外がサテン地・肌に当たる部分がパイルで裸足でも気持ち良かったです。仕事で使えるくらいシンプルなものが多かったので、毎シーズン買うお気に入りでした。
ただ、ストレッチ性があるとなると、本革と言いうよりは人工皮革や布製になるので、質感がけっこう微妙~~
大昔、大枚はたいて買ったフェラガモのルームシューズ。モチロン本革でしたが、ストレッチが強いせいか痛すぎて、1時間も履くと頭痛が・・・かけた費用に対する失望感が半端なく、ガックシきたことがあります。
ストレッチ系のモノは当たって砕けろ!で試すしかないですが、ジャストフィットの1足と出会えたら、最高!という感じですかね(^o^;)
●サーチする時は「携帯バレエシューズ」で検索すると、沢山ヒットすることが判明。「バレエシューズ」で検索するとマジなバレエシューズの検索結果がメインになるので、サーチするときは「携帯」をつけましょう。
ジャバフレックス:JAVERFLEX社
ギリギリ朝食に行けるルームシューズが、フランス製ジャバフレックス:JAVERFLEX社製の、底がゴム引きの布製ルームシューズ。
昔と違い底のクッションはどんどん分厚く、上布は柄もちゃちく、いかにも「室内履き」で、もう「ルームシューズ」以外のナニモノにも見えなくなったので、買わなくなって久しい。
と、ここまで書いて、ふとサーチしてみたら、結構あちこちのセレクトショップでいろんなタイプが輸入されていました(^o^;)
なまじいつも買う店があると、他をあたらないので、今浦島だった( 一一)すみません。
近所に取扱店があれば一度覗いてみてもいいかも。
室内履き以外にも、内側パイルで外がスポーツシューズみたいな、可愛くて素敵なものが、いっぱい輸入されてましたわ(^o^;)
日本語のオフィシャルサイトは見当たらず( 一一)
バタフライツイスト:ButterflyTwists
英国製のバタフライ・ツイスト社のバレエシューズは履き口がシャーリングでいいんですが、私が持ってるものは質感がよろしくなく、高級ホテルではちょっと使いにくいかな・・・
街歩き用のゴム底フラットシューズなので、トイレの床が濡れている可能性のある機内用にはすこぶる便利。なのでモッパラ機内用の必携アイテム。
バタフライ・ツイストは履いた時はストレッチがいい感じなのですが、数時間はくと、踵のとこの縫い目が痛くなってました。今は改良されたかもしれませんが
今思えばフェラガモが痛かったのも、踵がお上等なカタイ革だったせいかもしれません。周りが柔らかいだけに圧迫される感じが集中したのかも。
ふつうの靴だって踵に縫い目があるんですが、履き口にストレッチ性があると、縫い目をず=っと押しつけられるような感じになるからかな?と考えています。
履き口にストレッチが効いた靴を買う時は「踵」がそこそこ広く「同じ素材」でできているものを選ぶのが正解かなぁ、と、思いますです(^o^;)
バタフライツイストのオフィシャルサイト↓↓↓
バタフライツイスト:www.butterflytwists.jp
アルコペディコ:Arcopedico
高級感のない製品が多いのが玉にキズですが、布地が延びて、安定感がとにかく抜群!な ポルトガル製のアルコペディコもお気に入りです。
ここまで踵があると、ルームシューズとしてはいかがなものか、という感じもありますが、中敷きがコルクなので、水分OKなのと、見た目より軽くて、甲が完全にへしゃげるので、意外とかさばりません。
アルコペディコの唯一の欠点は「ダサい」とこでしょうけど、ニットが伸縮してくれるおかげで、包帯やサポーターをしているような時でも外出できたので、そこは目をつぶります。
甲が布で、底がプラスティックですから、砂や塩で汚れても、その場で即洗える点も便利。安定感があるので、船内での移動が多いクルーズ旅行には激おススメします。
判りやすいように違う色のタイツで撮影しておりますが、色を選べばデザインのダサさは目立たないかと(^o^;)・・・
あ、わたしの手持ちがこんなんですが、素敵なのもありますよ。
オフィシャルサイトは↓↓↓↓↓↓
アルコペディコ:www.arcopedico.jp
スパを使うなら意外と重宝なクロックス
一般的には、踵をつぶして履いてもOKなタイプの靴がおススメです。スパ帰りのときに踵つぶして履けると随分楽なので・・・ただ、クロックス:Crocsもいいですよ~ ♥
高級ホテルにクロックスと聞くと、え?・・・でしょうが、スパへ行く予定がある時は素足で履けるかどうかも重要なので、素材的に水に強く、滑りにくいクロックスは気に入っています。
革や布の靴に、半乾きの足を入れるのはキモチ悪いし、アロマオイルがついた足先は滑りやすい( 一一)
いまは、マッサージ専用の施設も「スパ」と呼ばれているのでヤヤコシイですが、マッサージだとしても、せっかく電車とか使う必要なく、せいぜいエレベータで部屋に帰れるのに、わざわざ街歩きの靴をもっぺん履くのもねぇ~~
プールやシャワー、ジャグジーを使える時は、なおさら裸足で履けるタイプがいい ♥手持ちだとクロックス:CROCS のイザベラ:sabella シリーズが、このパターン。
お若い方たちは、ハイヒールだって素足で平気かもですが、わたくし世代では、石田純一氏はともかく、たいていは革靴に素足というのは、あまり気持ちがよろしくない。
かかとがありストラップがついていて、パカパカ脱げないタイプのサンダルはビーチリゾートにピッタリです。
黒やゴールドを選べば、よほど高級なレストランでもない限り、ほとんどのホテルで浮かないでしょう。
クロックスは高級ブランドのものより踵のクッションがいい!ので想定外に歩く羽目になっても楽だし、素材的に革より滑りにくいので、ハワイなどには特におすすめですね。
クロックスの半透明タイプは色が意外?と上品なのも、採用理由です。
そうそう!ビーチ用と言えば、ビーチサンダルにストラップがついたタイプは、まさにビーチ用として秀逸でした。
ビーチサンダルの最大の難点、踵がペッタンペッタン着いたり離れたりして、歩きにくいという欠点がなく、プールサイドで滑りやすい、というこれまたビーサン共通の悩みが、ほとんど解消されていました。
特に、砂浜では、もう最強と言ってヨカッタ。砂の抵抗があっても、脱げにくいから子供をみてて急に走る必要がでる危険な?子守り用に、ピッタリ!!!砂浜で走れるビーチサンダルはあんま無いですもんねぇ。毎年あるとは限らないのが難ですが定番化してくれるといいのに、と思います。
裸足で履けて、ホテル内を歩けついでにちょっとそこまでくらいOKというようなもの。丁度この写真もクロックス:CROCS がそうですね。
海外でも買いやすいクロックスに、ホテルを徘徊しても浮かないような色が意外と多いのは覚えておくと便利かも
クロックス:Crocs公式サイト
船旅におすすめ!ヒールスリッパ
あと「ヒールスリッパ」ヒールがあって踵の被いがないオシャレなタイプ・いわゆるミュールは、しょっちゅう船内を歩く必要があるので、シッカリした靴を履くのがメンドウに感じる船旅には特に使い勝手が良く、おススメです。
↑↑↑↑こーゆー感じで、前から見たら、高級な靴にみえるグログランとかベロアのものが特に便利です。
日本ではリボン装飾のヒールスリッパがほとんどですが、海外ではいろんなもが売られています。海外に行かれたら、靴屋ではなくランジェリーやパジャマ・寝具のお店で探すと素敵な出会いがあるかも。だから、あえてミュールではなくヒールスリッパ!
ほんのちょっとした差に思えますが、素材の足あたりが違うので「靴」としてのミュールより、室内用の「ヒールスリッパ」のほうが、くつろぎ度が格段に上がります。寝ぼけていても転ばないように、という配慮からか、安定性も高いように感じます。
ランジェリー店で扱われているのは実用ではなく贅沢品だし、室内用ということもあってか、靴屋さんで売られているミュールより刺繍も手が込んで素敵なものが多いと感じました。
サーチは「踵付きスリッパ」でも、わりとみつかりました。日本ならではの「お受験用スリッパ」というジャンルもあるようで、それでも沢山でてきましたので、参考までに
楽天でちょうどいいお店をもつけたので メモ代わりに貼っておきます。JAVERFLEX社も扱われていて、これはいいとこみつけちゃったかも。あ、Yahooショッピングにもお店があるようですね。
わたくしのお気に入りのデザインは「オペラカット」と言うらしいことも判りました。いまのがダメになったら、オーダーメイドできないかきいてみよっと。
あと、特になに、と特定のおススメがあるわけではありませんが
には、良さげなものがいっぱいあったので、メモ。
クイーン・エリザベスに乗船されるなら、バレエシューズもジミー・チュウのフラットなど、よろしいのでわ?
どうぞ、目的にあった素敵な室内履きで、良い旅を!
Von Voyage!