今や種類も増えてきたお掃除ロボット。以前は
窓用をレポート しましたが、今度のDEEBOT Slimはカーペットとフローリングなどの拭き掃除ができる両用ロボット掃除機だというので、レンタルしてみました。
お掃除ロボットの拭き掃除
カーペットを敷き詰めた部屋だと、DEEBOT Slimは、左右のホウキ?みたいなサイドブラシだけをつけてお掃除してくれますが、フローリングやコルクなど板状の床のときは拭き掃除用のアタッチメント、クリーニングクロス・プレートをつけて掃除してくれます。
クリーニングクロスはマイクロファイバー製なので、かなりしっかりホコリをキャッチしてくれます。特に表記はなかったけど、水拭き掃除機が別にあるのでDEEBOT Slimのものは拭き掃除といっても乾拭き専用。
吸い込んだあとに、拭くような構造ですから、自前で吸水クロスのようなものを作れば水拭きも出来そうにみえますが、水滴が残ると、次にそこを掃除したとき、水滴を吸い込んでしまうかもしれず、ゴミのカートリッジの中には水洗いできない部品もあります。どう考えても故障の原因になるりそうなので水を使いたいなら、「
水拭き専用の DEEBOT」があるので、そちらを見たほうがいいでしょう。
板状の床なら便利なクリーニングクロス・プレートですが、畳の場合は、つけなくても良いかもしれないですね。特に畳表がささくれてるなら、使わないほうが無難だと思います。
お掃除ロボットの吸引力
6畳~8畳のカーペットの部屋だと、一回でお腹いっぱいゴミいっぱい。
見た目は頼りなげ(失礼)なお掃除ロボットでしたが、普通の掃除機と同じくらい吸い取ってくれてました。
フローリングやクッションフロア、畳だと、お掃除ロボットにクリーニングクロス・プレートをつけるからか?糸に隠れてないからか、ゴミの量は半分程度だったので、板状の床なら、一気に広範囲を掃除できるかもしれないです。
キャッチコピーが「
厚さ57mm!ベッドや家具の下もお掃除するロボット掃除機DEEBOT」というくらいなので、え?とうくらいの隙間へも入っていくのが、見てて楽しいです(^.^)/
お掃除ロボットのゴミ捨て
ただ、ゴミを溜めるスペースが小さいので、うっかり二部屋続けて掃除した時には、ホコリが・・・逆流?一旦吸い込んでみたけど、出ちゃった?みたいな・・・吸引力があるのは喜ぶべきですが、何度もゴミ捨てる手間は、お掃除ロボットの宿命かな~~
板状の床だと、バッテリーがへたるまで掃除すると、ちょうど、満杯くらいかな、という感じでした。
どれだけ吸うかとか、端っこはどうだ?とか、掃除機能については、あれこれ考えてましたが、ゴミ捨ては、たしかに盲点でしたねぇ~。あまり量がない分扱いやすいので、捨てること自体は苦ではないけど、上から見えないので、ついうっかり、忘れる、ってのはあります。
お掃除ロボットの段差での振る舞い
7㎜程度までの段差はらくらく乗り越えますが1㎝になると、ダメでした。クリーニングクロス・プレートをつけた時は、7㎜でも、プレートが引っかかるせいか、ダメで、せいぜい3~4㎜程度までが、乗り越えられるようでした。
あと、段差としては、たいしてなくてもフローリング等からカーペットへの境では、止まります。クリーニングクロスがマイクロファイバーのため、カーペットの毛が引っかかると身動きできなくなるせいなので、カーペット掃除の仕様のまま、カーペットからフローリングなどへは、見切り材を乗り越えて、らくらくお掃除してくれます。
階段ではどうなるお掃除ロボット
中空になると、センサーが働くのか、器用に落ちません!!
けっこうのり出すので、ひやひやしますが、落ちたり、止まったりすることはなく、自動で方向転換してお掃除続行してくれます。
踊り場が広いなら、踊り場も健気にお掃除してくれますが、普通の階段の踏み板部分はさすがに細すぎて、いかにDEEBOT Slimでもお掃除ロボットでは無理(^^ゞ
お掃除ロボットの一台で完結するか
上にかいたように、床材が同じ材質ならドアを開けておけば、どんどん掃除していってくれますので、そういうお宅だと、お掃除ロボットだけでも、かなりの範囲を非常に効率よく、使えると思います。
ただ、床などはお掃除ロボットに任せるにしても、机上や、階段など、細かい部分には使えないので、やはり実際には、もう一台と併用することになるかと思います。その意味では完結するとは、いえないかな==という気はしますが、ほかは、雑巾でいいや、というなら、一台でも大丈夫かな~~
事実、一人暮らしの叔父はロボット掃除機だけしか使ってません。
テーブルなどは水拭きですし、昔人間ですからね=箪笥の上なんかは「ハタキ」です(@_@) 男性ということもあるかもしれませんが、あまりゴチャゴチャと置物などないので、特にそれで不自由もないらしいです。
お掃除ロボットの損得
また、カーテンや、家電製品のコードをひっかからないようにする。床に障害物を置かない、など、ある程度の下準備は必要になります。まぁこれはお掃除ロボットを使うと決めたなら、レイアウトを考えなおせばいいので、それがちゃんとできていれば、毎度小物を移動するようなストレスは軽減すると思います。どのみち自分で掃除するときも動かすのは一緒ですもんね(^o^;)
幼稚園の送り迎えなど、ある程度スケジュールができてるなら、その時にセットしておくなりすれば、ちいさい子供がいても、うまく使いこなせそうです。
充電も、掃除の時間それ自体も、普通に人間がするよりは、長くなりますが、やはり自動でお掃除してくれるのは楽。その間に他の家事なり、用事ができるので、かなりの家事軽減になります。
まぁこれは、おマケですが、ロボットの動きを見るのも、意外と楽しい。我が家では「こまわり君」と呼んでます。センサーの加減か、毎回同じ動きをしないんです。椅子の脚まわりを、突然くるくる廻ったり、思わぬ狭いところを通り抜けたり、急に向きを変えたり、と思わず、応援したくなるような・・・
水拭きロボットも!
今回借りたDEEBOT Slimのいとこ?のような「
日本人のための水拭き機能を搭載!ロボット掃除機 DEEBOT」なるものもあるそうです。
我が家は水拭きできる箇所がないので、不要でしたが、水拭きのほうが、体力がいるので、必要なら、いいかも!ですね。子供のころ、お婆ちゃんの家の縁側とか廊下を雑巾がけさせられたのを思い出します!
子供だと、遊び感覚ですが、それでも毎日になると、「え~~っ」とうんざりでしたからねぇ~
高齢者には、結構ありがたい掃除機ロボット。きちんと充電スポットに帰るようすとか、けっこうペットっぽく可愛いくかんじますしね
いろんな意味でストレス対策になるお掃除ロボット
厚さ57mm!ベッドや家具の下もお掃除するロボット掃除機DEEBOT
ただ、いきなり買うにはちょっと・・・と思いますよね。そんな時は
ロボット掃除機を買う前にお試しレンタル
があるので、使うといいと思います。